背景:先進的なバーチャル技術"XR"への注目
XR (VR:仮想現実、AR:拡張現実、MR:複合現実などの技術の総称) による価値創出に対する世界的な期待が高まっています。例えば XR によって、現実世界に仮想世界を重ねた体験型ゲームや仮想世界におけるリアルな防災訓練など、現実では体験できない「超体験」が可能となります。新潟県においても、XR を活用したまちづくりや職人技習得の取組みが実施されています。
成果:教育コンテンツのプロトタイプ構築
今般、SOLIZE 株式会社の協力の下、XR を活用した教育コンテンツのプロトタイプ構築に成功しました。具体的には、学生が XR ゴーグルを装着することで、電気自動車を分解でき、e アクスルの構造や利点を学べます(図 1)。このように現実では体験出来ない「超体験」を通じて、より実践的な工学教育が可能となります。また、現実世界に重ねられたロボットを誘導し、ゴールを目指す 「ロボットの散歩ゲーム」を体験できます(図2)。学生が楽しみながら新技術に触れられるため、コンピュータプログラミング等の自発的な学びに繋がります。
今後の方策と期待
実験・演習や研究室活動等で新たに XR を活用することで、様々な分野の学生が先端情報技術の素養を効果的に習得できると期待されます。また、テック系コミュニティは、全国の極めて広い地域をカバーできる点が特長であるため、将来的に各地の産業活性化や課題解決といった地域イノベーション創出が期待されます。
