豊橋技術科学大学では、「メタバースの活用と技科大リソースマネジメントによる研究教育システムの価値向上と財政基盤の拡大」取組の一環として、基盤となる各種メタバースコンテンツの開発を進めています。2023年度に、さらなるテック・メタバースの拡充を目的として、経営改革促進事業に資する新たなコンテンツ開発プログラムを公募し、16のコンテンツ開発を支援しました。このうち一部をご紹介します。

■名称

交通安全マネジメントのための道路空間評価・体験システム構築

■目的

交通安全マネジメントに関する教育、研究、地域連携を効果的に実施するため、道路空間3次元点群データを用いた道路空間の評価・体験システムを構築します。コンピュータやヘッドマウントディスプレイを用いて、道路交通環境について議論できるとともに、交通安全対策を実施した場合のイメージを表現、共有できるものを目指します。

■内容

3次元点群データから詳細な交差点3次元空間モデルを作成するための詳細検討及び現地調査を行いました。

・交差点の3次元点群データから交差点の見通しを可視化するためのデータ処理プログラムを作成しました。

主な手順は以下の通りです。

1) 交差点周辺の3次元点群データの取得 2)点群データの集約 3)各点群の地盤高の算出 4) 左右方向の対象点群データの抽出 5) 高さ方向の対象点群データの抽出 6)点群データの投影 7)投影データの分割 8) 見通し率の算出

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実際の活用事例

 来年度に完成させた後、以下のことを行う予定です。

・主に道路管理者(行政)、交通管理者(警察)に本システムを体験してもらい、道路・交通管理を行う上での有用性,活用可能性などについて評価してもらう。

・子供を含む市民に利用してもらい、交差点の見通しと道路利用の方法との関係や交通安全対策の効果について学習してもらう教材として活用する。